電子書籍は買いません
さて、今日は電子書籍についてちょっと書いてみようと思います。
前にちょろっと書いたように、僕は基本的に本は「新品を買う」派です。
「借りる」とか「中古を買う」とかは基本的にしません。
まあ後者については、絶版本などでやむを得ず、と言うことはありますが、イレギュラーです。
ところがそんな僕が、何故かオンライン上ではお金を払わないんです。
いや、違法ダウンロードとかじゃなくて、基本的に無料のものしか読まない、と言うことです。
なんかねー、もったいない気がしちゃうんですよ。
別に内容は同じなのに。しかも手軽で便利なのに。
これはやはり、「自分の所有物になった感」が薄いからだと思います。
これも前に書いたように、僕は本を買う時に、「俺のモノになれよ…(CV:緑川光)」と思って買ってます。
ちなみに新品を買いたい理由は、「初めてなんだろ…? 大丈夫、優しくしてやるから(CV:鮎置竜太郎)」と思ってるからです。
うん、キモい。
キモいけど仕方ない、事実だから。
蛇足ですが、一度自分のモノにしてしまえば、人に貸すのはまったく抵抗がありません。むしろ「こいつすげえ良かったぜ!お前もどうだ?」ぐらいの勢いで貸し出します。最低です。
ちなみにその際には、「帰って来なかったらどうするのかって? ふっ…別にいいぜ? 俺以外で満足できるんならな…(CV:石田彰)」とか思いながら貸してますが、返って来ないパターンはかなり多いです(涙)。
声優のチョイスがやや古めなのは四十路なので勘弁してください。
えっと、そんなこんなで、何が言いたいか分からなくなってしまいましたが、やはりデジタルデータだとそういう妄想がしづいらい…もとい、自分のモノになった感が薄いので、なんとなくそれに対してお金を払うことに抵抗があるのだと思います。
ちょっとした空き時間なんかに無料で読めるサイトは重宝してはいるものの、本当に気になったものは「中国嫁」のようにリアルの本で買ってしまいますね。
やはり基本的に僕は、本を「買って」→「読んで」→「本棚に並べる」というセットが好きなんだと思います。
こういうコレクター欲求のある人がいる限り、紙の書籍には一定の需要はあると思いますが、とは言え時代は進みますからねえ。
そのうちバーチャル空間の書斎にバーチャルの本棚が作れるようになったりしたら、僕も宗旨替えするかも。
本が好きなだけ何冊でも保管できる書斎とか、書痴の夢ですからねー。
今でも既に近い状況ではあると思いますが、まだ僕の中では「データ」であって「本」ではないんですよね。
その認識が変わるほどの技術的な転換を待ち侘びています。