『ポーラースター ゲバラ覚醒』 海堂尊
はい、これはまあ海堂さんと言うことで特に理由はなく買いは買いなんですけども。
これまでのバチスタシリーズとは打って変わって、なんとチェ・ゲバラの物語。
書店で平積みされてるのを見て、「お。海堂さんの新作じゃん」と気付き、「今回はどこが舞台なのかなー」と手に取り、「ん? なんか違うな」と帯を見ながら思い、「え? チェ・ゲバラ? なんで?」となってお買い上げ、と(笑)。
まあお買い上げという結果に変わりはないわけですが、ちょっと今までとは買った理由が違う感じでしたね。
もちろんこれまでもバチスタシリーズ以外の作品もあったものの、基本的にはすべて医療モノだったので、ここまでガラッと変わるとは…と思いましたが、でもよくよく考えるとバチスタに登場する魅力的なキャラクターたちの多くが革命的な主義主張を持ってその実現のために行動しているので、そういう意味では不自然ではないのかな、と。
さて、医療界から離れた海堂尊はどんなものか。たいへん楽しみです。