2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
★★★★★ 素晴らしいです。もはやそれしか言う言葉がありません。個人的に最も好きな作家と言っても良い浅田次郎さんの、さらに最も好きなシリーズである『天切り松』。毎度毎度本当に素晴らしい。いくら好きな作家とは言え、読む前からこれだけ【期待】のハー…
【風見鶏】 さだまさしソロ2枚目のアルバムにして70年代最高の名盤。グレープの残滓からの脱却と、ソロアーティストさだまさしとしての軸が出来上がったとも言える記念碑的な一枚。 以降、さだのライブで長年歌われ続ける「つゆのあとさき」「飛梅」「きみの…
そう言えば最近まったく雑記的なものを書いていないなあ…と思いました。まあそもそもが「本を買った理由」を書くためのブログなので雑記はなくても良いのですけどw雑記とは言え、ブログの主旨的に本にまったく関係しないことを書くのもどうかと言う思いもあ…
川原さんとは『修羅の門』初期からのお付き合いなので、もう30年近くにもなりますか。今Wikipediaで調べて、ちょっとその歳月に愕然としましたが、そりゃ中学生の頃に熱狂してたのですから当然ですわな。中学生の頃からシブイ好みだった僕は、主人公の陸奥九…
★★★★★ なるほどね。そういう構成ね。それでそう言うことがあったのね。 前作『烏に単は似合わない』を読んでいたなら(と言うかほとんどの人が読んでいるはずだけど)、このような感想を抱くはず。つまりこの作品は、『烏に単は似合わない』と対の構成になっ…
この人の絵が大好きなんですよねー。特に女性(笑)。もちろんマンガなのでディフォルメされてますし、実際の人と比べたらスタイルも何も現実的ではないのですが、でも何故かとても人間ぽい。「女性」の良さが余すところなく表現されている感じで、女性が大…
★★☆☆☆ なるほど、こうなりましたか、と言う感じ。 決して悪くはないんですよ。掛け値なしに面白い!とまでは言えないけど、充分に楽しめる。でも、何か物足りない感じ。 何だろうな、と思って考えてみたのですが、たぶん、キャラの濃さなのかなあ、と思いま…
僕には「この人の文章が書けるようになったらいいのになあ」と思う方が二人いて、一人が浅田次郎さん、そしてもう一人がこの土屋賢二さんです。浅田次郎と土屋賢二を並べて語る人もそういないと思いますが(笑)、僕の中ではどちらも憧れの文章なんですよね…
まとめて紹介しちゃいますが、先日感想でも絶賛した『烏に単は似合わない』の続編です。『烏に単は~』を買った時の投稿に、「面白かったら新作まで大人買いします」と書きましたが、予想を遥かに超えて面白かったので買うしかないですよね。ただ、あと2冊出…
今さらの紹介ですが、どうやらブログ始めてからは初の新刊だったようで。 作者はもう『トライガン』からの大ファンなので条件反射的に購入は間違いないのですが、かなりダークでディープでヘビィだった『トライガン』に比べると、こちらはたいへん大衆的でオ…
これはもう問答無用の作者買いなのですが、それだけで終わらせるわけにはいきません。何せ浅田次郎作品の中でもとにかく大好きな『天切り松』シリーズの新作なんですよ。私的【他人に浅田次郎作品をオススメするとしたらランキング】で1位タイのシリーズ。ち…
ある意味で作者買いです。別にこの作者の本をほとんど買っていると言うわけではなく、むしろ数冊しか持っていないのですが、この人の書いた歴史もの『光秀の定理』がとにかく面白かったので。もう3年ぐらい前の本になりますが、僕がこれまで読んだ明智光秀と…
★★★☆☆ あれ? 感想書いてなかったか…。だいぶ前に読み終えていたのですが… ちょっと感想が難しいのですが、率直に面白かったかと言われると、「まあまあ」と答えるしかないかな、と思います。ノンフィクションなので、過剰な文章的演出がされていないと言う…
ゆうき先生の連載作品は、たぶん『バーディー』以外は全部買ってるんじゃないかと思います。『究極超人あ~る』以来のファンではありますが、厳密に言えば確か先に『パトレイバー』に嵌まってからの『あ~る』だったような気がしますけどまあそんなことはど…