『無理難題が多すぎる』 土屋賢二
僕には「この人の文章が書けるようになったらいいのになあ」と思う方が二人いて、一人が浅田次郎さん、そしてもう一人がこの土屋賢二さんです。
浅田次郎と土屋賢二を並べて語る人もそういないと思いますが(笑)、僕の中ではどちらも憧れの文章なんですよねー。
とりあえず、土屋賢二未読の方に誤解されないようにお断りしておくと、浅田次郎と同じ意味で並べているわけではないのでご注意を。
あくまでも個人的に好きな文章と言うだけであって、浅田作品が好きなら土屋作品も好きになれるはず、とかそういう意味ではまったくないので(そもそも土屋さんは小説家じゃないのでエッセイしか出してないし)。
まあそういう注意書きをしたくなるような感じと言うことで察してもらえればとは思いますが(笑)、文体が好きなことも憧れていることもどちらも事実です。
つまり買った理由は、面白いことが間違いないからです。