本を買った理由を書いて行くブログ

読書が好きだけど感想や書評を書くのはちょっとしんどいし続かない、と言うずぼらな性格の愛書家が、「なぜこの本を買いたくなったのか」という理由だけを淡々と綴るブログ。たまに雑記も。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『或るアホウの一生 2巻』 トウテムポール

なんか最近将棋づいてますけど、これも将棋のマンガです。絵柄とかはあんまり好みじゃないですし、と言うか好きではない方の部類に入るんですけど、将棋が題材だからと言うことで買いました。そしたらなかなか面白かったので2巻も継続でお買い上げです。主人…

【感想】『鍵のかかった男』 有栖川有栖

★★★★☆ ああ、なんか久々に「ミステリ」を読んだ。そんな気分。最近はそもそも「ミステリ」というジャンルを読むこと自体が減ったのですが、そんな中でここ数カ月で読んだ「ミステリ」と呼べるのが、『その可能性はすでに考えた』『屋上の道化たち』『危険な…

【感想】『室町無頼』 垣根涼介

★★★☆☆ 期待していたのを100点とするのであれば、70点ぐらいには面白かったです。ただ『光秀の定理』と比べるとやや物足りない感はあり…まあ、明智光秀と言う、戦国の中でもそもそも魅力的な要素を多く持つキャラクターを扱った前作と違って、歴史上では実在…

『聖の青春』 大崎善生

これはまあ簡単ですね。『将棋の子』を読んだらこれも読みたくなちゃった、と言う(笑)。 まあ元々が映画化するこちらに興味がありつつ『将棋の子』を買ったわけで、そりゃ読みたくもなりますよねえ。むしろ順番が逆だろう、って感じ。 そんなわけですので…

【感想】『弁護側の証人』 小泉喜美子

★★★☆☆ うん、まあこんな感じかな。買った時に書いたのがほとんどそのままで、やはり古いミステリはいかに名作と言っても、トリックに驚きを求めちゃダメですね。なのに帯や紹介に「衝撃のラスト」とか「ミステリ史に残る結末」とか書かないでほしいなーとつ…

『熊と踊れ』 アンデシュ・ルースルンド ステファン・トゥンベリ

んー、なんで買ったんだっけ(笑)いや、面白そうなんですよ?面白そうなんだけど、買った決め手と言われるとイマイチ自分でもよく分からず…(苦笑)まあ敢えて言うなら、『犬の力』に似たような魅力を感じたことと、ここ最近読んだ海外モノが結構当たりが多…

『深夜食堂 17巻』 安倍夜郎

これ、好きなんですよねえ。落ち着くと言うか、何の気負いもなく安心して読めると言うか。トイレの常備本ですw 元はなぜか嫁が買って来たのですが、いっぺんで嵌まりまして。自分にとってのこういう店を見つけられたら幸せですよね 深夜食堂 17 (ビッグコミ…

『ねらわれた女学校』 古野まほろ

僕は古野まほろも大ファンなのです。100%作者買いするかと言われれば厳密にはそうではないのですが、間違いなく買うのがこの「セーラー服と黙示録シリーズ」と「天帝シリーズ」です。 何が好きって、それはもう独特の文章表現につきます。これは小説でしか…

【感想】『ミスター・メルセデス』 スティーヴン・キング

★★★★☆ なるほど、これがスティーヴン・キングか。さすがですね。いろいろありますが、何よりもとにかく読ませる。その力量はすごいです。 正直に言うと、これを「ミステリ」と呼ぶことには、個人的にはちょっと違和感があります。どちらかと言うと「クライム…

『弁護側の証人』 小泉喜美子

1963年の初出ということなので、僕より10歳以上も年上の作品。一応、それなりのミステリファンを公言しているのに、読んだことがなかったどころか存在を知らなかったのはお恥ずかしい限りです。 文庫で復刻と言うことで、近隣の書店に特設コーナーが設けられ…

『利き蜜師物語 銀蜂の目覚め』 小林栗奈

これは簡単に言うと書店で平積みされていたから…なんですが、たぶん半年前の僕なら買っていなかっただろうと思います。手には取ったろうと思いますが、おそらく買うまでは至らなかったかと。 でも買った。その大きな理由は、【八咫烏シリーズ】の当たりがあ…

『将棋の子』 大崎善生

実は僕は将棋ファンでして。と言っても完全な”見る将”なので、基本的なルールぐらいは知っているものの、定石も戦略も詰め方もまったく分かりません。「それで将棋見て楽しいのか」と言われるんですが、楽しいんですよね、これが。もちろん、解説付きと言う…

【感想】『危険なビーナス』 東野圭吾

★☆☆☆☆ いやー、今回はダメでした(笑)。【買った】の時に、ひがりんは合う作品と合わない作品がハッキリ分かれると書きましたが、今回は残念ながら後者。まったく合いませんでした。 理由はいろいろあるのですが、まず僕はこの作品のヒロインのようなタイプ…

『BILLY BAT 20巻』 浦澤直樹

これまた最終巻なので、もう潔く感想だけ書きますw僕は浦澤直樹と言う漫画家は本当に天才だと思っていて、たぶん手塚治虫が生きていたら最も嫉妬したであろう作家なんじゃないかと思います。それぐらいものすごい実力のある人だと思います。僕が言うまでも…

『昭和元禄落語心中 10巻』 雲田はるこ

最終巻で【買った】の紹介ってどうなのって感じですが、前にも一回ありましたね。まあここまで買い続けたのは面白かったからだし好きだったからと言うしかないので、もう感想を書いちゃいます。 1巻を手に取った理由までは今となっては覚えていませんが、「…