本を買った理由を書いて行くブログ

読書が好きだけど感想や書評を書くのはちょっとしんどいし続かない、と言うずぼらな性格の愛書家が、「なぜこの本を買いたくなったのか」という理由だけを淡々と綴るブログ。たまに雑記も。

【感想】『QED ~flumen~月夜見』 高田崇史

やはりと言うかなんと言うか、読む前に思っていた通りの感想。
詳しくは「買った」を参照ww


…ってこれで終わるのはさすがにアレなのですが、いやもうほんと何なんでしょうね、この人との関係性はw
分かってるんですよ。こういう感想になるの。分かってるのに何故か買ってしまうんですよ。
だからある意味では、ものすごく嵌まった中毒状態なのかもしれないです。

例によって例のごとくの展開で、関係ないのに周りで殺人事件が起こって、でも別に事件とかには興味なくて寺社仏閣や神仏の話をしていたらいつの間にか事件解決しちゃいましたあらあらじゃあ酒でも飲みましょうか、みたいな感じ。
(嘘じゃないよ、ほんとにそんな感じなんだもの!)

とは言えシリーズももう20作に近くなり、探偵でも警察でもない同一人物たちの周りで毎度毎度殺人事件が起こるとか言う時点で現実的ではなく、なかばマンガのような軽いノリで読むべきなのかもしれません。
それならそれで全体的に面白おかしくしちゃってくれれば良いんですが、マジメなのかそうでないのかが分からない設定なんで、どっち側から読めば良いのか立ち位置が定められなくて気持ち悪いんですよね。

あと、致命的なのは、個人的に主人公の語り口が嫌い
特に毎回必ず出て来る、「奈々くんは、●●について知っているかい?」ってやつ。
あれね、リアルに自分が言われたら絶対カチンと来るw
もうその後の話を聞かないレベル。
これもですね、世間とズレた勘違いキャラで笑えるような描き方をされているなら良いのですけど、そういう感じでもないし…

端的に言うと、「どう読めば良いのか分からない」と言うのが結論なんですよ。19作も読んどいて(笑)。

まあそんなわけで、今回もこれまでとほぼ同様な感想になりましたが、今度こそ本当に次は買わないようにしたいと思います。
ただこの流れを18回繰り返しているのでまったく自信がありませんw
文中に変なクスリでも混ざってるんじゃないかと思うぐらい謎ですが……と冗談で書いて、作者は薬剤師だったことを思い出しました。まさか……(なんでやねん)