2016-11-09 『夜行』 森見登美彦 買った 小説 森見さんはデビュー作からのお付き合い。たぶん全部読んでいるはずです。デビュー作『太陽の塔』を読んだ瞬間に、「ああ、この人は天才(的な変態)だ」と感じてドハマリしました。なので作者買いですね。 以前、文章で憧れるのは浅田次郎と土屋賢二だと書いたことがありますが、森見さんの場合は文章そのものと言うよりも、そこに含まれるどうしようもない変態性に憧れます(褒めてますよ)。個人的には、これこそ純文学だと思うのです。太宰にしろ三島にしろ芥川にしろ、純文学の巨匠の作品はたいてい冷静に読むとド変態なわけで。ぜひ森見さんには芥川賞を取っていただきたいです。 夜行 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/10/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る