『リーチ先生』 原田マハ

原田さんの作品は正直に言うと合うものと合わないものがあります。いや、正確に言うと、ものすごくハマるものと、それほどでもないもの、と言うべきか… ようはだいたい素晴らしいんですよ。ただ、中でもとんでもなく面白いものがあるがために、秀作が佳作になると言うか。 で、そのとんでもなく面白いのがいわゆる「アート…