『パンゲアの零兆遊戯』 上遠野浩平
上遠野さんとは「ブギー・ポップ」シリーズで出会ったのが最初です。まあデビュー作なので、そう言う意味ではかなり長いお付き合い。
デビュー作のタイトル『ブギーポップは笑わない』は、僕の中で個人的に素晴らしいタイトルベスト3に入ると思うぐらい好きです。
かっこいいし何よりリズム感がいい。
ただ、「ブギー・ポップ」シリーズ以外は実はそんなに手を出していなくて、継続して読んでいるのは講談社ノベルスの「戦地調停士」シリーズぐらいでしょうか。
でも読まなかった理由は特になくて、おそらく書店で見つけられなかっただけです。
なので、とりあえず書店で上遠野さんの名前があれば少なくとも手には取ります。
これもその理由で手に取って、あまり深く考えずに買いました。
まあ上遠野さんであれば内容的には安心ですし、手に取った瞬間に9割がた買うつもりだったと思います。
それにしても今月はハードカバーで良い本が多過ぎて出費がたいへん…(苦笑)