本を買った理由を書いて行くブログ

読書が好きだけど感想や書評を書くのはちょっとしんどいし続かない、と言うずぼらな性格の愛書家が、「なぜこの本を買いたくなったのか」という理由だけを淡々と綴るブログ。たまに雑記も。

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『キングダム』 原泰久

はい、わかってます。わかってますよ。「今さら?」って言いたいんでしょう? わかってますとも。まあでも仕方ないですよね、今さら買っちゃったんですからw 実は僕は連載開始当初の数回を読んでいて、そこでやめちゃったんですよ。理由は絵のタッチがあま…

【感想】『バサジャウンの影』 ドロレス・レドンド

★☆☆☆☆ うーん…これはなんとも… 正直に言うと、面白くなかったです。内容と言うか、プロット的なところではとても魅力的な部分もあったのですが、まずとにかく読みにくい。文章は翻訳者によるところも大きいと思うので、作者の責任かどうかは分かりませんが、…

『暗殺者の正義』 マーク・グリーニー

これは前作の『暗殺者グレイマン』と言う作品を読んで面白かったからです。これ、買ったのも読んだのも確か去年だったと思うのですが、ブログに書いてないですね…。忘れたのかな… 「大傑作!」と言うほどではなかったですが、なかなか楽しめるエンタメ小説だ…

『電王』 高嶋哲夫

えらく直球そのままのタイトルだな…と思いましたが、これはプロの将棋棋士とコンピュータとの対戦を小説の題材にしたものです。 知っている人はよく知っていると思いますが、これは実際にも実施されていて、「電王戦(現在は叡王戦)」と呼ばれる番組は、数…

『バサジャウンの影』 ドロレス・レドンド

「スペインでベストセラー」と言う帯の文句に惹かれて買いました。スペインの作家ってそう言えば読んだことなかったんじゃないかなー、と思いまして。 手に取った最大の理由はそれですが、あらすじもなかなか面白そうで。タイトルの「バサジャウン」と言うの…

『サロメ』 原田マハ

作者買いです、はい終了。 …なんですが、これは一見して表紙が「ぽくなかった」ので、危うく買い逃すところでした。 「ぽくない」と言うのは、原田さんぽくないと言うことではなく、そもそも小説っぽくないと言うか。なんかの専門書かな、という雰囲気で、つ…

【感想】『天子蒙塵』 浅田次郎

★★★☆☆ んー、これは困りました。 いや、面白かったんですよ。間違いなく素晴らしい。まだ今回のシリーズ的には導入編なのでしょうけれど、〈ラストエンペラー〉をそこから描くか、と言う視点はさすがですね。皇帝そのものではなく、前代未聞の「皇帝との離婚…

『スリーピング・ドール』 ジェフリー・ディーヴァー

大好きな〈リンカーン・ライム〉シリーズからのスピンアウト作品ということで、いつかは読もうと思っていた、「人間噓発見器」〈キャサリン・ダンス〉シリーズの一作目です。 もうだいぶ前から買うことは決めていて、いつ買うかだけだったのですが、えてして…

『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 ピーター・トライアス、中原尚哉

これは設定勝ちでしょうねえ。 第二次世界大戦で日本が勝っていたらという、いわゆる歴史ifモノなのですが、通常の歴史ifモノはそのifの時代の続きを描くことが多いのに対して、この作品はそこからかなり後の話。と言うかSF。つまり、日本が第二次世界大戦に…

『ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者』 山浦玄嗣

これはもう純粋に面白そうだったからです。 裏表紙のあらすじや帯の「物語の背景」、推薦文など、どれを見ても面白そう。 蝦夷の物語は基本的に好みなので、高橋克彦さんのシリーズなんかも大好きなのですが、それとはまた一味違った雰囲気がありそうなので…

『宇宙探偵マグナス・リドルフ』 ジャック・ヴァンス

これはもうタイトル勝ちでしょう。だって「宇宙探偵」ですよ、「宇宙探偵」。そんなんもう気になるに決まってるやん。 そう言えば僕の世代は子供時代に「宇宙刑事」にだいぶ影響されましたが、刑事がいるなら探偵がいたって良いはずで。なんでもっと早くその…

いい加減なご挨拶

あけましておめでとうございます。 今年もゆるゆると、買った本を上げていくだけの軽いノリで続けて行きたいと思います。 あくまでもそれが主旨なので、感想の方はおまけで。 あと、誰も期待していないと思いますが、さだまさしの続きもそのうち上げるつもり…