本を買った理由を書いて行くブログ

読書が好きだけど感想や書評を書くのはちょっとしんどいし続かない、と言うずぼらな性格の愛書家が、「なぜこの本を買いたくなったのか」という理由だけを淡々と綴るブログ。たまに雑記も。

『天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV』 北森鴻・浅野里沙子

これはね、分かる人には分かるんだけど、ちょっとスゴイんですよ。
この「蓮丈那智シリーズ」は、「冬狐堂シリーズ」「香菜里屋シリーズ」と並んで北森さんの代表作で、本当に素晴らしく魅力的なシリーズで。
でも、北森さんは2010年に49歳という若さでおなくなりになられてしまい、もうどのシリーズも新作は読めないんだなあ…と悲しみに暮れたファンは多かったはず。
ところが遺稿となった2編を含め、全6篇の新作が出たと言うのだからこれはもうファンにとってはたいへんなことなわけです。
そんなの買う以外の選択肢はないので、理由とかナシ
と言うか、実は一昨年に単行本で出ていたらしく、その時に見つけられなかったことを大後悔ですよ。何やってたんだ俺。
まあ、シリーズは全部文庫で持ってるので、揃えられて良かったとポジティブに思うことにしよう。

天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV (新潮文庫)

天鬼越: 蓮丈那智フィールドファイルV (新潮文庫)