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本を買った理由を書いて行くブログ

読書が好きだけど感想や書評を書くのはちょっとしんどいし続かない、と言うずぼらな性格の愛書家が、「なぜこの本を買いたくなったのか」という理由だけを淡々と綴るブログ。たまに雑記も。

『リーチ先生』 原田マハ

原田さんの作品は正直に言うと合うものと合わないものがあります。いや、正確に言うと、ものすごくハマるものと、それほどでもないもの、と言うべきか… ようはだいたい素晴らしいんですよ。ただ、中でもとんでもなく面白いものがあるがために、秀作が佳作に…

『絡新婦の理 3巻』 志水アキ・京極夏彦

いやまあ、これも京極さんなのでね、買いますよ(笑)。年貢のような(以下同文)。 冗談はさておき、志水さんとのタッグで描かれているこのシリーズは素晴らしいと思います。原作のイメージを非常に忠実かつ上手に表現されていて、もはや原作も志水さんの描…

『虚実妖怪百物語 序・破・急』 京極夏彦

これはね、京極さんだからね、買いますよ。実は既に読み始めていて、ちょっとおふざけ系の内容みたいですけど、まあそれはそれ。京極さんなら買いです。これはもう年貢みたいなものなので(笑)。京極さんが妖怪を書くなら買う、と。もはや掟に近いですね。 …

【感想】『ヒクイドリ』 古野まほろ

★★★☆☆ 連続まほろ。しかも、初めてのシリーズ外作品。正直に言って、「まあ『天帝』と『セーラー服』以外も一回ぐらい試してみるか。あ、『外田警部』はちょっと例外ね」ぐらいの気持ちで買ったので、あまり期待もしていなかったのは事実です。で、感想とし…

『夜行』 森見登美彦

森見さんはデビュー作からのお付き合い。たぶん全部読んでいるはずです。デビュー作『太陽の塔』を読んだ瞬間に、「ああ、この人は天才(的な変態)だ」と感じてドハマリしました。なので作者買いですね。 以前、文章で憧れるのは浅田次郎と土屋賢二だと書い…

【感想】『ねらわれた女学校』 古野まほろ

★★★★☆ 良かったです。抜群の傑作とまでは言えないでしょうけど、期待を外さない秀作でした。 そもそもこのシリーズの舞台設定自体が、孤島にあるミッション系女子高と言う、まあミステリとしては古典的な要素満載の設定で、しかしそれを古くさくなく読ませる…

『天子蒙塵』 浅田次郎

これはまあ浅田次郎と言うだけで買うのは買うんですが、ついに『蒼穹の昴』シリーズの最新作が出たかと。しかもメインは清王朝最後の皇帝溥儀と、張作霖の息子張学良だそうで、こんなの世界史好き、特に中国史好きにはもうたまらん舞台設定なわけです。さあ…

『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』 二宮敦人

タイトルがもう面白そうじゃないですか?こんなの読みたくなるに決まってるでしょ(笑)。 僕の周りにも何人かいますが、芸大出身の人って、やっぱどこかぶっ飛んでる感じなんですよね。良い意味でも悪い意味でも。その中でもきっと突き抜けてぶっ飛んでる天…

『メビウス1974』 堂場瞬一

これは、たぶん数字がこれじゃなかったら買ってなかったと思います。と言うのも、1974年は僕の生まれた年でして。その年に起きた出来事を引きずった人物たちが42年後に再会して…と言うあらすじを見て、なんとなく他人事に思えなくて買ってしまいました。1974…

外道、テレビに出る

先日の『クレイジージャーニー』に宮城さん出てましたね。 絶対この番組向きの人だと思っていたので、先週の予告編を見た時から「やっぱりね!」と、してやったり気分を一人で満喫してましたw とは言え僕も映像で見るのは初めてだったので、こんなにテンシ…

『3×3EYES 幻獣の森の遭難者 4巻』 高田裕三

サザンは僕の青春なんですよね。「オールスターズ」の方ではなく「アイズ」の方ですが(笑)。 もうかれこれ25年くらい前になりますが、僕がどっぷりオタクだった高校生時代に、一番好きだったと言っても過言ではないマンガが『3×3EYES』です。当時僕…

『可愛い上司を困らせたい 1巻』 タチバナロク

なんでしょうね、なんで買ったんでしょうか(笑)。タイトルだけ見るとちょっとレディコミっぽいですが、そういう系ではなく、たぶんギャグタッチのマンガです。冒頭の1~2ページを読む限りは、ですが。 買った理由はどうにも上手く説明できませんが、まあお…

『或るアホウの一生 2巻』 トウテムポール

なんか最近将棋づいてますけど、これも将棋のマンガです。絵柄とかはあんまり好みじゃないですし、と言うか好きではない方の部類に入るんですけど、将棋が題材だからと言うことで買いました。そしたらなかなか面白かったので2巻も継続でお買い上げです。主人…

【感想】『鍵のかかった男』 有栖川有栖

★★★★☆ ああ、なんか久々に「ミステリ」を読んだ。そんな気分。最近はそもそも「ミステリ」というジャンルを読むこと自体が減ったのですが、そんな中でここ数カ月で読んだ「ミステリ」と呼べるのが、『その可能性はすでに考えた』『屋上の道化たち』『危険な…

【感想】『室町無頼』 垣根涼介

★★★☆☆ 期待していたのを100点とするのであれば、70点ぐらいには面白かったです。ただ『光秀の定理』と比べるとやや物足りない感はあり…まあ、明智光秀と言う、戦国の中でもそもそも魅力的な要素を多く持つキャラクターを扱った前作と違って、歴史上では実在…

『聖の青春』 大崎善生

これはまあ簡単ですね。『将棋の子』を読んだらこれも読みたくなちゃった、と言う(笑)。 まあ元々が映画化するこちらに興味がありつつ『将棋の子』を買ったわけで、そりゃ読みたくもなりますよねえ。むしろ順番が逆だろう、って感じ。 そんなわけですので…

【感想】『弁護側の証人』 小泉喜美子

★★★☆☆ うん、まあこんな感じかな。買った時に書いたのがほとんどそのままで、やはり古いミステリはいかに名作と言っても、トリックに驚きを求めちゃダメですね。なのに帯や紹介に「衝撃のラスト」とか「ミステリ史に残る結末」とか書かないでほしいなーとつ…

『熊と踊れ』 アンデシュ・ルースルンド ステファン・トゥンベリ

んー、なんで買ったんだっけ(笑)いや、面白そうなんですよ?面白そうなんだけど、買った決め手と言われるとイマイチ自分でもよく分からず…(苦笑)まあ敢えて言うなら、『犬の力』に似たような魅力を感じたことと、ここ最近読んだ海外モノが結構当たりが多…

『深夜食堂 17巻』 安倍夜郎

これ、好きなんですよねえ。落ち着くと言うか、何の気負いもなく安心して読めると言うか。トイレの常備本ですw 元はなぜか嫁が買って来たのですが、いっぺんで嵌まりまして。自分にとってのこういう店を見つけられたら幸せですよね 深夜食堂 17 (ビッグコミ…

『ねらわれた女学校』 古野まほろ

僕は古野まほろも大ファンなのです。100%作者買いするかと言われれば厳密にはそうではないのですが、間違いなく買うのがこの「セーラー服と黙示録シリーズ」と「天帝シリーズ」です。 何が好きって、それはもう独特の文章表現につきます。これは小説でしか…

【感想】『ミスター・メルセデス』 スティーヴン・キング

★★★★☆ なるほど、これがスティーヴン・キングか。さすがですね。いろいろありますが、何よりもとにかく読ませる。その力量はすごいです。 正直に言うと、これを「ミステリ」と呼ぶことには、個人的にはちょっと違和感があります。どちらかと言うと「クライム…

『弁護側の証人』 小泉喜美子

1963年の初出ということなので、僕より10歳以上も年上の作品。一応、それなりのミステリファンを公言しているのに、読んだことがなかったどころか存在を知らなかったのはお恥ずかしい限りです。 文庫で復刻と言うことで、近隣の書店に特設コーナーが設けられ…

『利き蜜師物語 銀蜂の目覚め』 小林栗奈

これは簡単に言うと書店で平積みされていたから…なんですが、たぶん半年前の僕なら買っていなかっただろうと思います。手には取ったろうと思いますが、おそらく買うまでは至らなかったかと。 でも買った。その大きな理由は、【八咫烏シリーズ】の当たりがあ…

『将棋の子』 大崎善生

実は僕は将棋ファンでして。と言っても完全な”見る将”なので、基本的なルールぐらいは知っているものの、定石も戦略も詰め方もまったく分かりません。「それで将棋見て楽しいのか」と言われるんですが、楽しいんですよね、これが。もちろん、解説付きと言う…

【感想】『危険なビーナス』 東野圭吾

★☆☆☆☆ いやー、今回はダメでした(笑)。【買った】の時に、ひがりんは合う作品と合わない作品がハッキリ分かれると書きましたが、今回は残念ながら後者。まったく合いませんでした。 理由はいろいろあるのですが、まず僕はこの作品のヒロインのようなタイプ…

『BILLY BAT 20巻』 浦澤直樹

これまた最終巻なので、もう潔く感想だけ書きますw僕は浦澤直樹と言う漫画家は本当に天才だと思っていて、たぶん手塚治虫が生きていたら最も嫉妬したであろう作家なんじゃないかと思います。それぐらいものすごい実力のある人だと思います。僕が言うまでも…

『昭和元禄落語心中 10巻』 雲田はるこ

最終巻で【買った】の紹介ってどうなのって感じですが、前にも一回ありましたね。まあここまで買い続けたのは面白かったからだし好きだったからと言うしかないので、もう感想を書いちゃいます。 1巻を手に取った理由までは今となっては覚えていませんが、「…

【感想】『天切り松闇がたり5 ライムライト』 浅田次郎

★★★★★ 素晴らしいです。もはやそれしか言う言葉がありません。個人的に最も好きな作家と言っても良い浅田次郎さんの、さらに最も好きなシリーズである『天切り松』。毎度毎度本当に素晴らしい。いくら好きな作家とは言え、読む前からこれだけ【期待】のハー…

「日本人が知っておくべき、新・三大さだまさしの名アルバム(70年代編)」

【風見鶏】 さだまさしソロ2枚目のアルバムにして70年代最高の名盤。グレープの残滓からの脱却と、ソロアーティストさだまさしとしての軸が出来上がったとも言える記念碑的な一枚。 以降、さだのライブで長年歌われ続ける「つゆのあとさき」「飛梅」「きみの…

まったく本に関係ないことも書いてみようキャンペーン

そう言えば最近まったく雑記的なものを書いていないなあ…と思いました。まあそもそもが「本を買った理由」を書くためのブログなので雑記はなくても良いのですけどw雑記とは言え、ブログの主旨的に本にまったく関係しないことを書くのもどうかと言う思いもあ…

『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』 川原正敏

川原さんとは『修羅の門』初期からのお付き合いなので、もう30年近くにもなりますか。今Wikipediaで調べて、ちょっとその歳月に愕然としましたが、そりゃ中学生の頃に熱狂してたのですから当然ですわな。中学生の頃からシブイ好みだった僕は、主人公の陸奥九…

【感想】『烏は主を選ばない』 阿部智里

★★★★★ なるほどね。そういう構成ね。それでそう言うことがあったのね。 前作『烏に単は似合わない』を読んでいたなら(と言うかほとんどの人が読んでいるはずだけど)、このような感想を抱くはず。つまりこの作品は、『烏に単は似合わない』と対の構成になっ…

『ストラヴァガンツァ -異彩の姫- 5巻』 冨明仁

この人の絵が大好きなんですよねー。特に女性(笑)。もちろんマンガなのでディフォルメされてますし、実際の人と比べたらスタイルも何も現実的ではないのですが、でも何故かとても人間ぽい。「女性」の良さが余すところなく表現されている感じで、女性が大…

【感想】『ポーラー・スター』 海堂尊

★★☆☆☆ なるほど、こうなりましたか、と言う感じ。 決して悪くはないんですよ。掛け値なしに面白い!とまでは言えないけど、充分に楽しめる。でも、何か物足りない感じ。 何だろうな、と思って考えてみたのですが、たぶん、キャラの濃さなのかなあ、と思いま…

『無理難題が多すぎる』 土屋賢二

僕には「この人の文章が書けるようになったらいいのになあ」と思う方が二人いて、一人が浅田次郎さん、そしてもう一人がこの土屋賢二さんです。浅田次郎と土屋賢二を並べて語る人もそういないと思いますが(笑)、僕の中ではどちらも憧れの文章なんですよね…

『烏は主を選ばない』 『黄金(きん)の烏』 阿部智里

まとめて紹介しちゃいますが、先日感想でも絶賛した『烏に単は似合わない』の続編です。『烏に単は~』を買った時の投稿に、「面白かったら新作まで大人買いします」と書きましたが、予想を遥かに超えて面白かったので買うしかないですよね。ただ、あと2冊出…

『血界戦線 Back 2 Back 2巻』 内藤泰弘

今さらの紹介ですが、どうやらブログ始めてからは初の新刊だったようで。 作者はもう『トライガン』からの大ファンなので条件反射的に購入は間違いないのですが、かなりダークでディープでヘビィだった『トライガン』に比べると、こちらはたいへん大衆的でオ…

『天切り松 闇がたり5 ライムライト』 浅田次郎

これはもう問答無用の作者買いなのですが、それだけで終わらせるわけにはいきません。何せ浅田次郎作品の中でもとにかく大好きな『天切り松』シリーズの新作なんですよ。私的【他人に浅田次郎作品をオススメするとしたらランキング】で1位タイのシリーズ。ち…

『室町無頼』 垣根涼介

ある意味で作者買いです。別にこの作者の本をほとんど買っていると言うわけではなく、むしろ数冊しか持っていないのですが、この人の書いた歴史もの『光秀の定理』がとにかく面白かったので。もう3年ぐらい前の本になりますが、僕がこれまで読んだ明智光秀と…

【感想】『外道クライマー』 宮城公博

★★★☆☆ あれ? 感想書いてなかったか…。だいぶ前に読み終えていたのですが… ちょっと感想が難しいのですが、率直に面白かったかと言われると、「まあまあ」と答えるしかないかな、と思います。ノンフィクションなので、過剰な文章的演出がされていないと言う…

『白暮のクロニクル 9巻』 ゆうきまさみ

ゆうき先生の連載作品は、たぶん『バーディー』以外は全部買ってるんじゃないかと思います。『究極超人あ~る』以来のファンではありますが、厳密に言えば確か先に『パトレイバー』に嵌まってからの『あ~る』だったような気がしますけどまあそんなことはど…

『ミスター・メルセデス』 スティーヴン・キング

スティーヴン・キングは実は読んだことがなく、当然ながら初購入です。こんなメジャーな人なのに…という感じですが、僕、そもそもホラー苦手なんですよね(笑)。元々、無駄に妄想力が豊かなもので、映像のホラーよりも文章のホラーの方が苦手なのです。なの…

東野圭吾の献身(主にアクセス面で)

昨日の更新後にこのブログ開設以来のアクセス数があって、ひがりんのメジャー力に感嘆を禁じ得ません。そうか…アクセス数を上げるにはひがりんみたいな作家の本をどんどん紹介すれば良いのか…と言う邪な気持ちが頭をもたげましたが、ぶっちゃけひがりんほど…

『危険なビーナス』 東野圭吾

ひがりんは、個人的に作者買いをしそうでしない微妙な作家です。なぜかと言うと、何の文句も付けられないぐらい抜群にハマる時と、「あれ?」ってなる時とに二分されるから。そしてそのどちらに行くかは、ほとんど最後の幕引きのしかたにかかることが多いで…

【感想】『アンマーとぼくら』 有川浩

★★★☆☆ 泣いた。こんなのずるいわー。泣くに決まってるわー。「おかあさん」ってそう言うことね。なるほどねー。物語がどうこうという以前に、もはや設定で泣ける。もちろん小説としても素晴らしいのだけど、なんか設定がずる過ぎて正当に評価できない(笑) …

『海王ダンテ』 皆川亮二

皆川さんの作品は好き嫌いがハッキリ分かれます。『スプリガン』と『ARMS』は大好きですが、『ADAMAS』と『PEACE MAKER』は好きじゃない。(『D-LIVE!!』は読んでないです)理由はまあ好みとしか言いようがないんですけどね。 僕は基本的に、「面白いマンガ…

『社会人大学人見知り学部 卒業見込』 若林正恭

実は以前から個人的に作者には好感を持ってまして。もちろんお笑い芸人としての作者しか知らないんですけど、好感を持つに至ったのはお笑いの部分ではなく。ほとんどの人が知らないと思うんですけど、ツチヤタカユキという人がいましてね。何をしてる人かと…

【感想】『烏に単は似合わない』 阿部智里

★★★★★ まいった。これはまいりました。すごい。正直、ナメてました。でも一応、ナメてかかったのには理由があるんですよ。 最近、年齢のせいかなかなかファンタジー系を純粋に面白いと感じられなくなって来ていまして。まあやっぱり年を取ると自由な空想の世…

『ザ・カルテル』 ドン・ウィンズロウ

まあ、買いますよね。前作『犬の力』が良かったから。と言うか、そもそもこちらが気になったがために、順番を守って前作を買ったわけで。つまらなかったら勿論買わないつもりでしたが、充分なクオリティだったので買わないわけにはいきません。 とは言え、内…

【感想】『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』 井上真偽

★★★☆☆ わはは(笑)これはもう期待通りと言うかなんと言うか、まあ面白がれる人にとっては面白いでしょう。でもまあやっぱりそもそもいろいろ無理のある設定なので、マンガ的なノリでそれも許容できないと楽しめないでしょうけどね。ただ、そういう風に楽し…